一握の砂 2021.09.21

人間のつかはぬ言葉
ひょつとして
われのみ知れるごとく思ふ日

あたらしき心もとめて
名も知らぬ
街など今日もさまよひて来ぬ

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て
妻としたしむ

何すれば
此処に我ありや
時にかく打驚きて部屋を眺むる