一握の砂 2020.08.13

百年の長き眠りの覚めしごと
呿呻してまし
思ふことなしに

腕拱みて
このごろ思ふ
大いなる敵目の前に躍り出でよと

手が白く
且つ大なりき
非凡なる人といはるる男に会ひしに

こころよく
人を讃めてみたくなりにけり
利己の心に倦めるさびしさ